QBM522 主体的に生きる(2)
主体的に生きるとは、
どんなことでしょうか。
一部の脳科学者たちは、
脳内の分泌物が原因となって
人の気持ちが変わると言います。
本当にそうでしょうか。
例えば演劇の稽古をしていて
すごく険悪な気持ちで二人が向き合っていて
お互いに圧力をかけあっているとします。
演劇と言えども、リアリティを出すためには、
本気でそういう気持ちになる必要があります。
二人はにらみ合いながら、
心の中でも「このやろう!」と感じているのです。
ところが、トレーナーから
「はい、そこまで。次のペアと替わってください」
と言われた瞬間(!)、
「やあ、ありがとうございました」と
満面の笑顔で握手をして終わるのです。
この1秒もない間の変化に
脳内の分泌物が追い付けるとでも
言うのでしょうか。
場合によっては、次の瞬間、
元の険悪な雰囲気に戻ることさえ可能なのです。
私たちの心は、私たちの意識そのものによって
主体的に変化させることが可能です。
そしてそれは、心そのものに関する少しの知識と
こつと、少しの訓練によって可能になります。
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